占星術の基本 ⑥火星
※こちらの記事も、自身のアメーバブログからの転載(改修)です。
最近モニャモニャすることも多かったのですが
好調を取り戻したモーネルです🍵
妙にデンパの受信が多いのが気がかりですが
一皮むけたせいだといいんですけど…💦
陽光の恵みを当然のように(無意識に)受け取りながら
昼間の星を探し回るような内惑星の世界を
「金星」のエスカレーションやカンストで突破しますと、
地球をすっとばして火星(外惑星の世界)にワープします。
(水星と金星は朝夕に見やすいのですよ。)
金星が昔、軍事の占星術に使用されたのは
そういう火星との入れ替わりとか
突破の作用(動き)を読み込んだものと思われます。
対の星とは…つまり、そういうことなのです。
トランスサタニアンの3姉妹みたいに
ワープや分身まではしませんが(笑)
外惑星の世界は
太陽の光が届きにくい場所へと進んでいきます。
(地球から見て)宇宙の方向の世界には
幾千万の星や銀河が輝いています。
それが多少、見やすいあたりが火星の世界。
視野は広がっていますが
まだハッキリとは見えていません。
ダレカの思想信条イメージの影響から脱却して
自分自身の意思で決めたナニカを
追いかけはじめた一歩目。
社会人1年生みたいな感じです。
しかし、数々の幻想を「突破」した後なので
ちょっと興奮気味でもあり、爽やかで自然です。
分かりやすい動画は米津玄師さんの「GO ON」です。
甲殻類で言うと脱皮したばっかりの
フニフニ状態でもありますから
金星~火星の年齢域までの間に
へんな宗教、思想、異性関係、マルチ商法、セミナー
…とかにハマりやすくなります。
ご注意くださいませ💦
星周りや個人の状態が良い状態ですと
とにかく頑張り時でございます。
失敗も壁も傷つくこともたくさんあるんだけど
負けずに…丁寧に(正しく)突き進むと
個人なりの世界観が完成していきます。
で、それってけっこう普通の範囲です(笑)
「理」の土台みたいなものです。
通常の占星術では
彼氏、仕事、下半身、頭…などを示しますね。
モーネルもそういうことには同意しますが
「殻を破る」こと「無駄が多い」ことに
注目したほうが星読みに役立っています。
精子が、自身の一万倍もの大きさの
卵子の殻を突き破って、新しい世界=生命を
作り出すあの感じ。
「無駄のない無駄」の金星とは反対で
「無駄でしかない無駄」を示しもしますので
安易な気持ちで火星を見ない方が…
無駄に失敗しなくてすむと思います。
もっとはっきり言うと…
そのまんまでは食べられない星です。
チャンスを逃しやすいというか
なにかを無駄にしやすいというか。
一工夫やワンクッションが必要になります。
そのまんまで食べてしまうと認識が歪んで
しょーもない男に夢中になったり
誰にでもできる仕事に妙なプライドを重ねて
人間関係を無駄にこじらせたり
ご両親や社会への反発から
結婚や子宝などのチャンスを逃しやすく…。
本当に実力がある人は、どんな道でも進めるし
大抵のことは乗り越えられるもの。
ということを頭に入れておくと話が早いかも。
星周りや個人の状態がよろしくない時は
火星のもつ「歪み」の作用で
妙に勘違い(認識の歪み)が多くなり
人の話が耳に入りにくくなります💦
世間を嫌う系のバンドマンのように…
金星のエスカレーションの直後なので
「過剰な集中・熱中」としても出やすいですね。
様々なポリシー?に従って
非日常ばかり目指しやすいというか。
あんまり現実味がないというか。
しかし方向を間違と、トランスサタニアンの干渉で
現実的に「ねじきられる」ので
最終的に、間違ったポリシーは破壊されます。
それを「挫折」と呼ぶならそうなんでしょう。
社会的に不適合を感じる方や
年齢とともに落ちていくタイプの方は
最後までポリシーに自己投影し続けている
場合が多い気がします。
トランスサタニアンにポコポコ叩かれるのは
そのせいなんですけど…💦
火星独特の歪みについては
Ali Project さんの「地獄の門」や「鬼帝の剣」
あたりを見るとわかりやすい気がします。
ちょっと大袈裟になりますが
ちょっと大袈裟なのが…まさにそうなんで💦
でも、その挫折を経験しなければ
「自分=特別な存在=特異点」としていた
閉じた世界から抜け出すことはできないので
必須の経過(経験)です。
亭主関白を夢見て威張ってみても
気がつけば皆の心が離れまくって
結局は「平凡な」優しい夫でなければならないと
悟るような感じでしょうか(笑)
本来、火星は-50度くらいですから
どんな状態の方にせよ
ひとりの限界に気が付いた後は
最後はクールに落ち着く感じです。
「男は黙って〇〇」みたいな…。
火星は地球の4割しか引力がないので
ちょっと暴れると遠心力に負けちゃうんです💦
それを加味して考えないと
吹けば飛ぶような軽いご縁かどうかを
ホロスコープから読み取るのは困難になります。
視界は広がってるのに、心が閉じている
それが火星の世界です。
彼氏やご主人って、ナヨっちい男でもなければ
自分の話をしたがらないでしょう?
それです。それ。
「ひとりの世界の限界」に気づいた時
木星の門が目の前に現れます。
火星がカンストすると
「本当に守るべきもの」が見えるからです。
それが木星の門のカギです。
へんなポリシーで突っ走ると
ポコポコ叩かれるのはそのためです。
それは優しい誰かかも知れませんし
赤ちゃんの柔らかな肌かも知れませんし
ナニカの集団や文化(モノ)かもしれません。
みんなが普通にやってることの意味や
守るべきものがハッキリ見えたらゴールです。
本来は、シュワルツェネッガーさんが
よく笑う赤ちゃんを抱いているような
愛おしさに溢れた星なのです。