不思議なものについて ⑬女神様と毒親が電話?
※こちらの記事は、自身のアメーバブログからの転載(改修)です。
今日は久々の「不思議なものについて」
実話なのですが、それゆえの配慮が必要なので
あえて「よもやま話」として記事にさせていただきます。
実話ゆえのフェイクも多少入りますが、お許しを。
ある知人のお話になります。
その知人の実家だった田舎町では
ずっと昔から、女神様をお祀りしていました。
その町に、自分の子供を徹底的にいじめる
いわゆる「毒親」がいました。知人の親です。
今なら通報ものだろうな、ということも多かったといいます。
そんな子供時代、知人はよく女神様の
ましますところに行きました。
まるで母のように慕わしく思っていたんですね~
知人は卒業後すぐに毒親と大喧嘩し、家を出ました。
そして苦労の末、幸せな生活を築き
中年になってある程度の余裕ができました。
人間についてはもう嫌になっているけれど
母とも慕った女神様のために…と
消えゆく町にとって良い話を推進しようとしていました。
しかし、小さな町で目立つことをすれば
「サイコパス10個の特徴」がピッタリな毒親たちが
黙ってはいないと思い、一定の和解をしようとしました。
毒親たちがやましさゆえに
これまで同様にあることないこと言いふらし
しかも居直って憚らない、邪悪そのものだということを
もう嫌というほど知っているからです。
嘘でもいいから、心身ともに傷つけられたほうの
自分が謝るしかないことも分かっていました。
そうでなければ話にさえならないことを…
それは嫌だな…とためらっていた時
女神様のような不思議な声が聴こえたそうです。
「今なら私が力添えをしてやろう。電話をせよ…」
不思議とフワフワした感覚にあたたかく包まれ
知人はまるで流されるように電話をかけました。
…結果は言わずもがな💦
謝られたことに「勝った!→正しいのは私だ!」
とばかりに、さらに調子に乗り
さんざん馬鹿にし、傷つけたおしたあげく
一方的に勝利宣言してガチャ切りした毒親。
そんなのほっとけばいいのに~‼って私も思いました。
あんまりにも残酷で理不尽だし…
知人は「わかってたし今は幸せだから大丈夫なの~」
と言っていましたが、古傷がえぐられた様子でした。
その2日後、知人は不思議な夢をみたそうです。
女神様が現れて、厳しい顔で立っている…
知人は夢の中で
「私がうまくやれなかったので、お怒りなのかしら…」
と思ったそうです。
そして、女神様はキッパリと一言おっしゃいました。
「〇〇、お前の負けじゃ!」
知人は、親不孝を叱られるものと…
女神様にも一般論で責められるのか
おわかりいただけなかったのか…と
夢の中でとても残念に思ったそうです。
毒親もちには「あるある」ですよね~
無理解な人からのセカンドレイプやモラハラ。
しかし、女神様は続けて言ったそうです。
「そして、私も負けじゃ。
負けた者は出てゆくがこの世のさだめ…。
さて…ともに、どこに行こうかの…?(*^_^*)」
…と、優しい微笑みで…。
すると、どこからともなく
待ってました~!!と言わんばかりに
神様のような人達?がワラワラ集まってきたそうです。
「仕方ない~♪出て行くぞ~♪」など歌うような感じで。
知人の傷は一瞬で癒されてしまったそうです。
さすが神様ですね~
たった一言で、ほんわか~と解決なさるとは…。
確かに「救い」を前提に生まれた土地の神様ならば
その土地を自分から捨てることは不可能
だったのかもしれません。
たとえどれほど呆れ果て、軽蔑していようとも…
どれほど「我が子」が不憫であっても…
モーネルはふと考えました。
電話で毒親に謝るとき、不思議なほど嫌でもなかったという
知人の言葉の、本当の意味を…
電話してたのって…
体はその知人でも、魂というか精神というか
見えないもの…実は女神様だったんじゃない!?
だとすれば…
その親御さん…10分以上も女神様に
悪意の攻撃と罵詈雑言を続けたわけで…💦
最後に勝利宣言まで…
女神さまも「私も負けじゃ」って言ってたし…
無礼千万という言葉では足りない気がします💦
見えないモノが見えない人って
本当にスゴイことするなぁ~。
そして女神様も…先にぜーんぶわかってて
あえて電話させたのかな~?
もう苦しまなくていい、私と共に暮らそう…って。
私のために傷ついてほしくない…って。
神様が出ていかれた土地はすぐにアレな感じに…
という神話も、枚挙にいとまがありませんし。
誰かとぶつかることは誰でもあります。対立も。
でもそれが異常なレベルだったり
ありえないほど理不尽なことも起きるのが
現実の世の中でもあります。
そういう不幸の元に生まれた子だったからこそ
女神様はずっと見守っていたし
見守られていたから、知人も忘れなかった。
お互いが、お互いをかばうために傷ついてもいいと…
素敵な関係が実る時が来たのも、納得です🍵
女神様がお母さんになってくれたり
神様たちが家族になってくれるなんて、あるんですね~
今後はきっと、とても楽しい時間になるでしょうね~
仏教にもそんな感じの概念があるそうです。
「泥の中にありて、泥になじまずにいた者は
美しい花(蓮)を咲かせるであろう」
っていう、レンコンさんのお話。
仏教における蓮の花は、そういう意味という。
毒親さんで苦しんでいる方にとって
このお話が何の救いになるかはわかりませんが
「本当の親」を自分で見つけていく?のも
悪くない方法なのではないかなぁと思いました。
なんだか昔話のような、最近のお話。
それぞれの今後はどうなることか
その未来はまだ見れなくても
もう分かるような気がしますよ…
まともな人間関係の基準は勝ち負けではありませんが
勝てばいいってもんじゃないよね~
勝っちゃいけない相手っているよね~
っていうお話でした🍵