占星術の基本 ⑤金星
※こちらの記事も、自身のアメーバブログからの転載(改修)です。
今日(2018-6-18=大地震)はどれだけ
ルーティンで自己強化をしても
なんと言葉を始めたらよいのか…
言葉にならないモーネルです。
日本は地震大国ですし、地球も活動期なのは
重々わかってはいるのですが…
どうぞ少しでも皆様が心穏やかに…と。
現在、金星がドラゴンヘッドとくっついています。
「〇〇の事で頭がいっぱいになりやすい」
状態を示すのが金星の主な作用です。
不安や心配、お仕事、予定など…
それぞれに考えておられることと思います。
私もチビビの便秘で気を揉んでおります💦
恋愛、結婚、妊娠、出産、育児
仕事、美容、趣味…などなど
ドラゴンに頭をかじられている今でなければ
通常は、生の喜びを内包したことで
一時的に頭がいっぱいになる状態を示すので
「恋愛💖」の星と勘違いされやすいのですが…
いや、確かにときめきますよ、はい。
興奮したり夢中にもなりやすいです。
金星はスーパーローテーションという
自転の60倍もの速度の風に覆われていたり
熱の対流や二酸化炭素などの作用があって
昼夜の温度差も低い星です。
「熱中しすぎて昼夜を忘れる」感じですね。
モーネルが金星を見る時
「気流」という意味を絶対に加味するのは
そういう理由です。風なくして金星なし。
そのため、地表のものが風化しやすく
数か月~数年間くらいで風化するものや
平均的なご縁を示します。
よくアフロディーテに例えられるのは
このあたりの感じを指すのでしょうね。
「強風に舞う桜吹雪」のような世界というと
わかりやすいかもしれません。
なので、運命の人や特別なご縁は示しません。
平均的なゆるさがある感じです。
どんなにスゴイ人でも、なぜだか
どこか平凡な印象になります。
いつしか消えるもの、いつか薄れゆくもの
与えられ→引き出されるものです。
ガーン‼と絶対的にある愛などは
特別な星周りでもない限り、滅多に示しません。
誰かに愛されるのと、自分が愛するのは違います。
ナニカに憧れて楽しみを味わうのと
どうしようもなく人を愛してしまうのは別のことです。
歌手とファンの違い…っていうとわかりやすいかも。
わかりやすーく言うと
「愛され度」「アイドル度」「美意識」
みたいに見ればいいと思います…恋愛などでは。
金運、対人運などでも同様です。
頑張りに対する反応(リターン度)の目安のような星ですから
ぜひ上昇気流を捕まえてほしくなりますね🍵
個人(本人)にとっての運命の人は
前記事「占星術の基本 ④水星」で
書いた通り、水星で見るべきだと思います。
強いて言えば、金星でも強く(長めに)出るものは
友情とか家族愛、ポリシー、モテ度、健康度など。
これもまた変容しやすいものだから
なんとも微妙なんですが…。
熱気やぬくもりは確かにあるのですけれども
なんかこう、人生の中の「ときめき」や「煌めき」
以上の意味は…あんまりないような。
通常の情感や素敵な思い出とは
惜しみない無駄のことなので、結局OKですが。
格別な情感は、もう出会っただけで丸儲け🌸
みたいな感じなので、完全に別物です。
金星だけ見て運命の人だー💖って突っ走っちゃうと
後で「…なんでこうなっちゃったの?💦」って
なりやすいので、ご注意を。
なんでこんな味気ないことを言うかというと
金星は共鳴関係にないからです。
いわゆる五芒星のカタチをしたスピログラフ
に見える運動?をするので「五行思想」も示します。
ルシルフェルやイエス様、お釈迦様などが
金星に例えられましたが(他にも神話は無数)
金星の中にある「黄金律」「数字」「様式美」「理」などの
意味合いが関係あるのだろうと思います。
要するに、悟ったり、天界やコキュートスに行くわけで
「別世界への入り口」だったりもします。
簡単に言えば、ステージの変化です。
冠婚葬祭や妊娠出産、出世(キャリアアップ)など…
もちろん、上ばかりが別世界ではないので
堕落していくケースもありますが
「手鏡」を意味する金星の強い方は
外見と内面がほぼイコールするので
対面鑑定などでは、わかりやすいタイプ。
特に色やアクセサリーで性格が出やすいです。
ただ、ちょっとだけ時間軸がおかしい星なので
「後になってからわかることが多い」
というのがついてまわります。
優柔不断や悩みなどをひきずりやすい性格は
このへんから来てるのかも知れません。
でもそれもまた風化するので、多くの場合
最後はクールに(サッパリ)仕上がるのですけど。
「金星=愛や金運」なんて思っている方は
かなり期待して読んでしまったと思うのですが…
…そういう星なんです。まさに、こういう感じ。
色気のない記事になっちゃいましたが
まぁガッカリしないでくださいね
運命の人はちゃんと水星が示してますから🍵
「淡雪のように散るからこそ美しい花の真理」
「諸行無常」を示すのが金星です。
熱い時期を何度か通過してから
中年以後など…なんか悟る人が多いです。
で、そっからが人生の本番なんですよね~。
「無駄ではない無駄」に覆われた
とても哲学的な道を開く星です。
序盤は平凡なのに、着地点が特殊で美しいのです。
…堕落しなければ…ですが…
いつまでも悪い方に進んで(留まって)いると
クレクレ魔王、おんぶおばけ、無駄遣い、カゲロウ状態
…みたいになるのが難点です💦
ゆるゆる~ゆらゆら~っと
ステージ(目線)が変化していくので
本人も周囲もどの時点から変わるのかが
わかりにくいのです。
なので、モーフィングや
メタモルフォーゼなんかも示します。
思想哲学、占術、技術、研究、芸術、帝王学…
求道者のホロスコープには欠かせない星なので、
普遍的な意味では「自分磨き=実力磨き」に関わる
はずなのですが…なにぶん不安定な性質なので
出生図によりますね~。
多少気乗りしなくても「エイヤ‼」と気合いを入れて
バシュ‼っとやっちまうのが
結局は一番現実的な開運法だと思います。
前日あたりに予定として入れておくとやりやすいです。
流されやすい性質も、使いようですね~
自分で自分を思い通りの方に
吹き流せるようになったらゴールです。
自力で飛べるって、そういうことですから。
自由とは、自己に由来する…字の通りです。
惜しみない無駄を愛し、手放し、また後に愛でる…
何度も潔さを求めてくる
ゆらゆらと無軌道な星です。
何度もメタモルフォーゼする…。
長期にわたって不自由さを感じていたり
何度も同じ失敗を繰り返すようであれば
ちと認識の修正が必要かも知れません。
反復→反芻→消化(昇華)の過程と
貪欲なほどの求道者気質などが
牡牛座に相当する部分なのでしょう。