占星術の基本 ③ドラゴンヘッド
※こちらの記事も、自身のアメーバブログからの転載(改修)です。
「別世界が見えたらゴール」
という今期のテーマをきちんと追うことができて
ほっと一息いれながら
ふっと考え事が浮かびつつあるモーネルです🍵
予習(予測)も大切ですが
分析(復習)も大切ですよね。
占星術ではベネフィック・マレフィックなどに…
ちょっとした陰陽の意味を加味して考えていますが
じゃあドラゴンヘッド(ノード)はどうなのでしょうか?
「打撃」「出会い」「縁」「身内」「能力」
などなど…色々な言葉で表現されますが
ぜーんぶすっとばして考えると、単純に
太陽と月の軌道の交差点のことですから
「占星術の基本 ②月」の後に書くことにしました。
上記の解釈はモーネルも同じ理解なのですが
ちそれだけだと、ちょっと足りない…んですよね。
モーネル式では、ヘッドもテイルも
同じトンネルの出入り口みたいなものだから
ドラゴンロード(の出入り口)と仮定してます。
仮定です。
なぜなら、このドラゴンは、ホロスコープの示す
内容次第でいくらでも変容するからです。
役割も作用も、様々と…
わかりやすく言うと…
ホロスコープが「掃除機」を示していた時。
ドラゴンロードは「電源コード」にあたるのでしょうか?
それとも「吸い込み口」に当たるのでしょうか?
1つ前の記事のチャートは蓮の花の開花を
促す様相を示していましたが
蓮の根っこ(水中・土中)から栄養をお花に運んだのは
ドラゴンヘッドですよね。
電源コードになったり、蓮の根っこになったり
お釈迦様の蜘蛛の糸のようになったり
運命の赤い糸や、手枷足枷にも…
そういう感じでドラゴンロードを見ると
ホロスコープを複数に分けたとき
それらが「どう繋がるのか」を知ることができます。
つまり、そのホロスコープの中の
ドラゴンロードが「何」なのかを見切れなければ
そのホロスコープの中の
真のストーリー(物語の真意)を知ることが
常に難しくなります。
占星術ソフトや占星術セミナーなどでは
ドラゴンヘッドを無視しているものが
横行しているようですが…
日蝕や月蝕を無視するのと同じくらい、
穴の開いたものの見方だと思います。
ほんまにええんか…(笑)
宿命占星術をほんの少しでも齧っていたら
まず間違いなく、そんな手法は採用しません。
今回使ったチャートで「蓮の根」を示す
ドラゴンヘッドは、逆行しながらAcsを通過した直後です。
日蝕の起きる12室へ行くわけです。
しかも、蟹座の29.38度ですから
蟹座1のサビアン「新しい旗揚げ(開花)」
の影をひっそりと示します。
なので「違う感覚の目覚めに向かって行く」
「非日常タイム」という意味が出てきますね🍵
ドラゴンヘッドだけを見ても、拾える「意味」は
たくさんあります。
というか、イロイロが集約されてる感じ。
ドラゴンロードとはつまり、運命の通り道ですから。