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トランスサタニアンについて


※こちらの記事も、自身のアメーバブログからの転載(改修)です。

独自の解釈といえば綺麗ですが

独断(独学)で勝手にホロスコープを見る

へんな占星術師のモーネルです(´▽`)💦

今日はへんな占星術のマニアックなお話をしようと思います。

せっかく冥王星のお話もしましたし。

前にも書きましたが、西洋占星術の基本と言われる

ギリシャ神話はほぼ全部スルーして

もっと昔の古代の神話を考察して星を見ています。

シュメール・メソポタミア・ヒッタイト…そのへんです。

※もうひとつの見方もあるけど…魔女の秘密です(´ω`*)

それらの神々は、キリスト教の聖書の最初にも

形を歪めて登場しています。

新しい宗教(とくに権力者の都合で手を加えられた神話)は

古来の神を残酷な(醜い)邪神として扱い

倒しただの追放しただのという形で勝手に発表しますね。

しかし、人間に、神を追放したり滅ぼす力が

本当にあるでしょうか?

聖典を書き換えるのは勝手にできますけれども…

たぶんないよと思う。きっとないんじゃないかな。

バチが当たりそうだね。まぁ覚悟はしておけ♪

(関白ソング風)

覚悟も何も、古来の神を歪めた国は

みーんなとっくに滅んじゃいました💦

逆に古来の神をそのまま祀る(新しい神を加えても)

国や民族は、どんなに少数でも現代まで続いていたりして

面白い現象だなぁと思います🍵

そもそも原初の神というのは

加護や恵みや啓示を与える大切な存在(象徴)だったと

解釈するほうが、よほどしっくりきます。

古代はなんでも命がけだったでしょうから…。

実際、シュメールだなどの発祥の周辺地域は

現在でも月が良い神様だし

トランスサタニアンってのは「リリスφ3兄弟」であって

リリスφってのは月の軌道の遠隔点なわけで

つまり、月の3兄弟なんでございますね。

月をライツとして認定し、特に悪しきものとしていないのに

リリスφやその3人の子供だけを悪人扱いするのは

かなりの矛盾があるような…

確かにギリシャ神話とキリスト教は別物ですが

だったらなぜ、サビアン占星術の世界には

キリスト教的なサビアンがハッキリ存在するのか…?

そこに、トランスサタニアンの謎を解くカギがあります。

トランスサタニアン(リリスφ3兄弟)の

本当の役割や作用、「人格」について考えるとき

後に運命の3女神に姿を変える1人の神「モイラ」から

見直さなくてはなりません。

簡単に言うと

【モイラ】 寿命と運命を割り当てる女神 →🌕月

【クロートー】 自らの糸から運命を紡ぎ出す女神 →天王星

【ラキシス】 運命の図柄を書き、割り当てる女神 →海王星

【アトロポス】 運命の糸を断ち切る不可避の女神 →冥王星

という感じになるんじゃないかと思っています。

だからこそホロスコープは

①生産・生命力を意味する獅子座の対向に

 天王星(水瓶座)があり

②図案化・設計図を意味する乙女座の対向に

 海王星(魚座)があり

③蓄積・保全を意味する牡牛座の対向に

 冥王星(蠍座)がある

…と考えると、トランスサタニアンの本当の姿

ハウスの意味も、より把握しやすいと思います。

たとえば、前記事の女性宇宙海賊は地球を守るために

死神の鎌をふるっているのですよね。

別に宇宙の海賊王になろうとして

自分の利益のために暴れているわけではないので

本当に必要がない時には出撃しません。

何かを守る(再生)させるために何かを滅ぼします。

不必要でもなければ、重要度が低いわけでもない。

不必要な時まで活動しない性質があることこそまさに

非常に重要な運命を司る星だからだと

ご理解いただけるのではないでしょうか。

もともとを辿って行けば

社会全体を示す星でもなんでもないですよね。

むしろ超個人的な星です、たぶん。

ただ、運命を司っているので

リアルタイムでは自他から

認識しにくい作用をするのだと思います。

「今になって思えば、あれが人生の分岐点だった」

落とし物に気づいて乗り過ごした列車が事故になるとか

何かが起きた後からやっと気づくような。

それは数十秒後~数十年後かも知れませんが。

運命の3女神であるということは

その人の人生の中の最も重要な時期に(人生に何度か)

避けようがなく出てくるものです。

なので、「見なくてよい」とされる理由がわかりません。

むしろ見ないと運命の転機がわからないと思うんですが…。

だいたい、ギリシャ神話をベースにすると

射手座は大暴れして、月は怒り狂ってることになりますよね。

他の星座が巻き込まれてみんな被害に遭うし(笑)

でも実際はそういう解釈をしていません。

それもまた、普通の占星術の奇妙な矛盾だと思います。

「〇〇星の力を使えるように〇〇しましょう」

というお話も出てきていますが、おかしな話だと思います。

もし人間が思い通りに星(神)のチカラを「使える」としたら

神よりすごい存在だからでしょうのに、実際は

他人の運命どころか自分の性質ひとつ

自由に変えられない理由がわかりません。

各個人が、自分の性質の力を引き出すだけなのに

ずいぶん大きく出たなぁというか…

いろいろなオカルト的発明を信じたくて信じてる人には

申し訳ないのですが…

あんまりへんな発明だと…う~ん💦

まるで漫画やゲームみたいな楽しい空想ですが…。

そういった方向性が、本当に正しいのかどうかは

いずれトランスサタニアンがはっきりさせるんでしょうね🍵

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