東海寺さんとストーンサークル
※こちらの記事も、自身のアメーバブログからの転載(改修)です。
ちょっと初心に戻りたい心境だったりします。
毎度の気まぐれみたいなものですがw
せっかく東海寺さんについて触れたので
画像や記録など…残しておこうかなぁと思います。
136年ぶりの、佐貫観音の御開帳について
ちょっと前に書きましたが
祭事用のでっかい白龍さんや
祭事の山伏さん(修験者?)や稚児行列など
詳細をご覧になりたい方は
「岩戸山観音院 御開帳」の記事をいろいろと
ご覧になると詳細がおわかりいただけます。
佐貫観音は色々な呼称?なので、
画像などを探すのに、わかりにくいんですよね~
で、車で数分ほど先にある、現在の本院
東海寺さんに入りますと、すぐに
弘法大師(空海)さんがお出迎えしてくれます。
真言宗(真言密教)の開祖として
お馴染みの空海さんは
平安時代初期のお坊様ですが
お若いころに、儒教・道教・仏教の
比較思想論を著されまして、俗世の教えが
真実ではないことを伝えられました。
道教的な(儒教的な)八徳の関係は、このへんを
もともと太古の日本の時間であった8分割のうえに
上手に取り入れたものなんだろうなぁと思っています。
簡単に言うと、わかりやすくしたっていうか。
もともと2~3万年前の日本のストーンサークルは
円形に並ぶ「8石」で構成されています。
日本人のもつ、時間的な感覚そのもの
と言ってもいいと思います。
ほどよい大きさの島国だった日本の人は
大陸や大海原の国の人々のように、寝ずの番や
星を見て旅をしなくてよかったので
よーするに太陽だけを見ていればいいわけですから
「だいたいのかんじ」で動けばそれなりに
ちゃんと活動も存続もできたんでしょうね~
だから逆に、元寇・露寇・世界大戦などが
大きく記憶に残っているというか。
実際、近代までの日本の食事は
太陽が45度ずつ動くたびに
食事とゴジハン(軽食)をとる形でした。
夜はもちろん、4石の反対側に
石を並べればいいわけです。
夜は寝るからご飯はいらないんですけど
円形に石を並べたのは、夜空を切り取る目安ですね。
今の占星術でいう所のハウス。
日本は8ハウスでゆる~っと星を見ていたんですね。
たぶん1~2等星あたりで…ゆるゆる~っと。
もしかしたら、はるか昔から日本人はあんまり
目が良くなかったのかも知れません。
目は遺伝が大きく出ますから。
道教や儒教が入ってくる前から
日本には8のリズムがちゃんとありました。
八卦陣=古代のハウス=太古の鏡
として考えて見ると、面白味があるなぁと🍵
ゆる~い星の使い方をしていた日本人にとって
真言密教がもたらした「12星座」などの価値観は
実に…知的な刺激をもたらすもので
あったんだろうなぁと思います。
私だって、もしいま
「1日は24時間じゃなくて、30・8時間ですけど?」
って言われたら、おおおぉ???って
反応しちゃうと思いますし(笑)
すぐ横には、龍神様の手水場が。
水遊びが大好きなチビは
ビショビショになりながら、ここからなかなか
離れてくれませんでした💦暑いのに~💦
でも、母なる佐貫観音様の関係で
しかも子供と縁の深~い龍神様の本院の中ですから
すぐにやめさせるのも無粋なんだろうと…
少しばかりやらせておきました。
こちらは奥の御堂の外観です。
鐘紐というのは、寺社様の性質を如実に表すものです。
こちらの鐘紐の形状は
淡路島の南にある小島…沼島のおのころ神社様と
よく似ているなぁと思います。
龍神系の寺社様はだいたいこうなのかも知れませんね。
沼島のおのころ神社の鐘紐は、淡路島名産の
ハモのような…ちょっと変わった形です。
沼島のおのころ神社さんは
ぜひ出かけてみたい場所の1つでもあります。
竜宮城伝説と、イザナギ様とイザナミ様の関係の
様々な由緒や霊場があるので
日本最強の恋愛系パワスポという方もいますね~。
竜宮城伝説でも、日本神話でも
最後は女性がアレする形になっているのが
なんとも…おやおや…ですが
時や生死などの境を超えた愛…とも言えます。
捉え方は、人次第なんでしょうね。
もしかしたら、昔から
女性が男性に愛想をつかす事は
多かったのかもしれないな~
それに似たものが
真言宗のお寺様にあるのですから
不思議なものですね~
龍神様と竜伝説の関係なんだろうとは思いますが。
でもやっぱり、補陀落浄土のおおらかさには
8(八徳)の感性がきれいに絡んでいるような
気がしなくもないです。もちろん神道にも。
御堂の中はこのような感じです。
あんまり近くで撮影するといけない気がして
ボヤ~っとした画像で失礼します
※フラッシュはたいていません、陽光です。
この…さまざまな寺院様の本堂にある
黄金のシャンデリアはなんて呼ぶものなんでしょう?
浄土の光を再現しているのだろうと思うのですが
占星術をやっていると、キュビリアのようにも…
葬儀などでよく見る、左側のでっかいお鉢?は
御開帳の儀式でも出てきたもののような。
山伏や稚児行列の意味が
なんとな~くですがわかる気がします。
あくまでも超自然の理に「沿った」形での
祭事だったんだろうなぁって。
御堂の端から、静かな気持ちでお庭を振り返れば
空海さんと竜神さんに挟まれた、簡素な門。
その向こうには…補陀落浄土である日光連山。
もちろん戦場ヶ原の神話で龍神様とされた、男体山も。
門までが東海寺さんの境界?なんじゃなくて
遠くの風景までが「ここ」なんだなぁと…
はるかはるか…遠くが、無理なくここにある。
「見る」という形でもってきているんですね~。
太陽光のいい感じの部分にあった
波長で人間はものを「見て」おりますので。
このへんの仕組みは「天の川が消える日」という
本でわかりやすく書いてあります。
で、ストーンサークルも、古代の海岸線(貝塚など)も
そこにあったと…。
神話なくして占星術なし、史跡なくして歴史なし。
神様(仏様)は、残すものをちゃんと選んで
残してくださってるのかな~?
世界のいくつかの場所に、そっと隠すようにして。
神話、化学、歴史、真実、占星術…
すべて丁寧に発掘していくものばかりですね🍵
単純に、積み上げているだけではないっていうか。
モーネルは、1日は8時間でもいい気がします。
初心に帰りすぎかもしれませんが(笑)
だって、ゆっくり寝たいじゃないですか…(ボソッ)
ゆる~い感じで…
初心に帰れる優しい寺社様でした。