周囲への理解の求め方
こちらの記事も、アメーバブログからの転載(改修)です。
ここまでの何個かの記事で、丁寧に小分けしながら
「どうしたらわからない絶望的な状況(行き詰まり)から
現実的な希望の道を見つけ出す方法」
をお伝えしてきたわけですが…
自分の道が、周囲の理解とすぐに重なるわけじゃない。
そういうことも多いと思いますし
応援(味方)は多いほうが、心強くて頑張れるよね
ってことで、周囲への理解の求め方を少し
提案してみたいと思います。
まず大前提として、エネミー気質の人や
判断力がマイナスな状態の人物とは
いくら話し合っても単なる時間と気力の無駄なので、
キッパリと諦めたほうが良いと思います((+_+))💦
淋しいけれど、それが現実です。
人生の時間もチャンスも一瞬ですから、
仕方ない…と、割り切ることをお勧めします。
いつか後悔しないでいられるように。
たとえ「結果」を出してからであっても
理解者(仲間)の陣営に入れること自体がマイナスな人を
ふるいにかける時でもあるということです。
白ピンじゃなくて、病んだ黒ピン(-500~-5000点!)ならば
排除しなければなりませんので…。
鳥は、これから飛び立つという時に
体を少しでも軽くするために、フンをしてから飛び立ちます。
つまり…そういうことです。
それ以外の、白ピン~青ピンに該当する人々に
ちゃんと理解してもらおうとする場合のお話をします(*^_^*)🍵
まず大事なのは、イメージや願望や感情などという
「曖昧なもの」を相手に分かってもらおうとしないことです。
何かの時、若い方ほど「私の気持ちをわかって!」
と言いたくなりますね。
でも、ご自身でもうまく形(言葉)にできないようなものを
相手がしっかり把握して納得するというのは
ちょっと無理があると思います。
感情やイメージなどの曖昧な「答え未満」のものを
相手にどれだけ伝えても、
自分にさえハッキリとした「確信」がないわけですから
そもそも言葉に説得力などあるわけがないのです。
しっかりとした「答え」というのは、具体的で現実的です。
たとえば、しゃべれる金魚が飼い主に
「はらへったよぉ…はぁ…」と、ブツブツ言ってる場合。
「そっか、ほれ、えさだぞー。(今回だけ)」とか
「エサならやってるだろ!」って言われちゃいそうです💦
それよりも
「わたしはメスだから、定期的に産卵期になるので、
エサを増やしてくれないと不健康になっちゃうの」
って言ったほうが、言われた飼い主さんも
ちゃんと反応しやすいのです。
相手にちゃんとした反応をしてもらうには
「思い切って(勇気や勢いで)突然すべてをブチまける」
スタイルは、手順の悪い選択です。
金魚さんは、数日前から元気のない様子をちゃんと見せて
(少しずつ匂わせて)相手に「あれか?これか?」と
「予測」してもらってから話すのです。
相手は少し気がかりに思っていますから
「聞きたい気持ち」になっているので、素直に理解してくれます。
「なんだ、そんなことか~!よかった、病気かと思ったよ。」って。
突然の愛の告白も、だいたいうまくいかないですもんね~。
せめて何度かは、自分の気持ちや価値観を
素直にチラ見せしないと、相手も反応に困るのです。
夫婦喧嘩などでも、突然ブチキレて
「今から話し合いしましょう!」とかいうと
相手の心は「自分を守るモード」に入ってしまいます。
まったく「聞くモード」になんかなってない…。
そこで重ねて感情をぶちまけると、相手は自分を守る為に
完全に心の耳をふさいでしまいます。
できれば数日前くらいに
「週末、話したいことがあるの。時間とってね。」
と、不機嫌なら不機嫌、そこまででなければ普通に
素直な態度(ちょっと控えめ)で伝えておきますと
パートナーも「怒ってるのかな?何かしたっけ?あれかな?」
なんて、数日間、心の準備ができますし
気をもむ状態を早く終わらせたいので
早く真相を確かめたい、と、耳を開いてくれますw
なんでも根回しや作戦って、必要なんだなぁ…と
再婚組かつ2人の男児の母である私は思うわけです。
ビクビクしながら、消極的にチャンスを待つのではなく
自分勝手にタイミングを決めるのでもなく
積極的に作戦を開始するくらいの前向きさと冷静さが
話をするうえで重要なのだろうと思います。
最後に、本題ですよね。
いざ、切り込み!…なのですが…
人間の脳って、自己防衛機能の指令室みたいなものなので
自分でもなかなか本音中の本音を
さっぱりと言葉にすることって難しいものでして…💦
0や1から始まって、99まで
思ったことを言うのは誰でも簡単です。
でも、最後の、肝心かなめの100の部分(本当の答え)
これがなかなか出てこないんですよね~
なので、話し合いって
完全に不発に終わったり、モヤ~っとしたまま終了したり
感情ぶちまけただけで何も変えられないまま
終了することが多くなってしまいがちです。
自分の言いたいことが
頭の中でグチャグチャになっちゃったり。
聞いてる方はもう、何がなんだかわかりませんw
現状を維持したがる(安全を最優先する)脳は、
2重にロックがかかった状態 🔓🔓になっているので
それを外してからじゃないと、なんでも
意識や言葉や行動に出すことが
できないようにできているのです。
目の前にバナナがある、というひとつの理由だけで
さっと手を伸ばせるのはお猿さんだけです。
人間には理性という名のブレーキ🔓があるので
どうしても、もう一つの理由が必要です。
お腹がペコペコで死にそう!とか、珍しい香りがするとか。
理性の強すぎる人(自分を守りすぎた人)なんかですと
「これはあなたにあげます(*^_^*)」と手渡されないと
目の前のバナナに近づくことさえも躊躇したり
バナナに気付かないフリをしてしまいます。
なので、「本当に愛しているのにマリッジブルーになる」とか
「心から大好きだけど、言えない…」とか
いろんな現象が起きるんですよね。
これらは、もう一つのロックが解除できないまま
答え(決断)に向かおうとするから起きる現象です。
ですので、本当に言いたいことがうまく言葉に
できそうにない方や、答えを決断しにくい人などは
ひと工夫が必要です。
自分の奥でうごめいている「100」の部分を探すよりも先に
「~99」を理解してもらえた場合のメリットや
「~99」を理解してもらえなかった場合のメリットを
現実的に先に「仮定」してみると
「本当の理解」という目標から必ずズレていますから
いや、あれかな、これかな、とちょっと考えるだけで
最後の1つの鍵🔑(第二の理由)を見つけやすくなります。
すると、目的もよりハッキリして
100の部分も驚くほど素直に出てくるようになります。
断られることも別に怖くなくなるので
姿勢にも余裕と力強さが出てきますし。
素直さ(100の部分)と、余裕。
それが一番の説得力(融和力)になると思います。
「負けたくない!」とか「もう耐えられない!」とか
自分の中のへんな敵対(自己防衛)スイッチを入れちゃうと
台無しになるので、そこは先にOFFにしてくださいね💦
彼に結婚の希望を伝えたい時
ご両親に何かを理解してほしい時
周囲に何かをカミングアウトしたい時
相手に困る部分を直してほしい時…などなど。
人生には色々な、説得力を必要とされるシーンがあります。
精神の鎧のONとOFFの使い分けをする「鍵🔑」を知れば
自然と素直で可愛い自分で人と接していけるし
周囲に理解や協力を求めることが
さらに「簡単なこと」になります(*´ω`*)
精神的に余裕ができるから、もし1回目が不調和に終わっても
落ち着いて次の作戦を考えることもできますし。
理解って、素直さに満ちた融和の状態なんですね ~(*´ω`*)
かたい話ばかり続いたせいか
そろそろ笑い話みたいな記事が書きたくなったので
次回はまたよもやま話シリーズでも、と思います(*^▽^*)🍵