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年末前までの金星の運び ⑧雑感(中級)


※こちらの記事も、自身のアメーバブログからの転載(改修)です。

12星座などの占いが終わると

脳内が刺激不足になるモーネルです。

でも、ちゃんと解けたあとは、どこかほっとします🍵

占星術のいいところって、最初は穏やかにはじまって

徐々にテンポや密度がアップしていく所です。

で、ほどよい頃に、魚座の終わりになって

全体が言いたいことが改めてふわ~っと出てくる。

魚座がさすのは霊感じゃなくて「解」です。

正解か不正解かが重要ですけども。

12星座ごと(今回は6つ分け)に見る意味は

そのへんにあるんだろうなぁと思います。

今回使ったチャートはこれ一枚です。

これに自作パーツとか足していくと

五芒星とかいろんなアスペクトが出てきます。

で、それを星座盤で落としこみますと

最初に書いたように、毒と薬やヘビ使い座などが

ばばーんと出てきます。はい。

今回しめされていた「虹」は、お空に浮かんだ

無数のまるっこいお水の粒に

自然の強い光が当たったものです。

それがいろんな色に分裂して、橋になる。

その橋は、なにを示しているのか?

っていうと、アイデンティティ修正の必要性です。

「なんでいつもこーなっちゃうのかなー?」

って方ほどいろいろな違和感が強いでしょうから、

修正すべきものを見つけやすそうです。

アイデンティティって、誰でもわかる大切なものですが

本来は、毒と薬くらい慎重に扱うべきものです。

事実に基づかないアイデンティティほど

その人を苦しめるものはないからです。

極端な例ですが、人間に生まれたのに

トラになりたくて全身を改造なさった海外の方とか…

最後は自決という形でしか

落としどころがなくなってしまいました。

だってトラじゃないから、

「こうやって本物のトラになれました✨」

っていうゴールなんか最初からないんです。

なのに技術や知恵に頼ってアレコレしてるうちに

いつしか引き返せなくなってしまったのかな~と。

要するに、いろんな居心地が悪いから

イロイロ気にするんですよね。気になるし。

最後の魚座で示された

「ほどよい決着で次のステージへ」は

完全燃焼…つまり、本当に砕けて散るまで…

頑張らないと気が済まないタイプの方には

なかなかつかめない決着のカタチです。

だからクロートーは、超難関クイズを出すフリをして

鬼さんコチラ~と、初心に導くことにしたようです。

勘違いや完璧主義の病理からの脱出みたいな感じ。

「最後まであきらめないで!」とか

「〇〇こそは〇〇であるべき(はず)」とかの

ちょっと現実離れした考え方が、イマドキの主流ですが

いったいなんの根拠があるのか不思議です。

なるべくそうであってほしい、という意味で

最初の一人は言っていても

後から後からの大合唱になってくると

さもそれが事実であるような錯覚を起こします。

不思議な大合唱からくる、アイデンティティのこじれ。

たとえば、まだ彼氏もいないのになぜだか先に

恋愛結婚じゃなきゃだめぇぇぇ!と自分を縛ったり。

お見合い結婚という言葉の響きや

お見合い不幸列伝に目が行くだけになってしまう。

なんでもそうですけど、不幸なヤツほど声がでかい…。

考え方をかえたら結婚恋愛やご縁って言い方に

できると思うんだけど、それは嫌。なんか嫌。←これ

だって、理想通りじゃないから。←これ

アイデンティティがこじれると

もう理屈が通用しなくなります。

自分に対してさえも。

もうなんか全部だめな気がしてきます。

世の中には、最後まで

あきらめない方がいいこともあれば

スッとあきらめたほうがいいこともあるのが

本当のところなんじゃないでしょうか。

風邪をひいたらお薬と休養が必要なのに

なぜか高級ステーキ店に並んでる感じ…。

「…でも、認めたくない。」

「…でも、私はこう思うんだけど。」

そういう時期は誰にでもあると思います。

まだ若くて、自分の限界を探している時とか。

ですが「でも」から始まっている時点で

すでに月は欠けているのではないでしょうか?

「だから」から始まらないと、次の一歩が出ないし。

「だから」をちゃんと見つけたら脱出できると思います。

たとえそれが仮の答えでも。

そんな、とても社会的な星周りです。

たとえば、いま流行中の「満月新月スピリチュアル」

なぜ占星術の私がそういうのを無視して

月蝕とかだけを加味するかというと…

科学的に月は、月蝕以外は

毎日いつも満月で新月なんです…(笑)

地球との位置関係で満ち欠けしているように

見えているだけなんですよね。

地球などの影にでも入らない限り

常に半球は光を受けてますが、なにか。

こうるせー世の中だなー煩悩は成仏しろ‼

っていう、クロートーが不機嫌なホロスコープです(笑)

幻想が成仏したらちゃんと答えがでる。

身体の病気だった、必要ないな、など。

ダレカの錯覚を真実みたいに思ってしまう。

絶対のように感じてしまう。

なにかしなければいけないような気がする。

そういう生き方って、本当に

自分にあってるのかな~?それが幸せなんだろうか。

このチャートは少し面白くて

優れたお医者様や占術などに関わる人以外は

「全員不正解」が正解です。

般若心経みたいですね~、南無阿弥陀仏。

正直、そんな正解あるんかと思いました(笑)

でもそれであってるようです。

誤診や錯覚に悩まれている方には良い内容なので

わかりくい弱者救済のチャートでした。

成仏するのは

欲でしょうか、業でしょうか、依存心でしょうか。

それは本来、人生を喜ぶためのものじゃないかなぁ。

だから意味もなく捨てなくていいんですけど

余分は成仏させましょうね、っていう。

欲→楽しみを感じるための心の器官

業→人生の方向を決めるための心の器官

依存心→人と仲良くいるための心の器官

これが過剰になっていると、自他ともに毒ですね~

くるくる~の、ぽん!でいっちょう上がり。

最初に同じこと言われてもわからなかったのが

今はわかる、みたいな感じがゴールです。

なんでもかんでも気が済むまでやってたら

人生が何倍あってもたりませんし

自他ともにイロイロ滅茶苦茶になりますね🍵

最高じゃなくても「最適な」選択肢もある。

素直な気持ちで、いま最適なことをしたらいいと思います。

悟り概念もたぶん同じことで、

私はそれを受け入れられないだけで

最初からあるのかもないのかもわからないことに

ただただ挑んでいるのかもしれない。

というのが、いまのところ…近いのかもしれません。

科学でも宗教でも測れない

虚空のモノサシで現実と戦っている状態、というか。

なればこそ、不安定はよろしからず。健康一番。

意外な真実を見つけたい方には良い時ですね~

考古学や歴史が趣味の方は、手広いアプローチを。

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