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リリスの世界


※こちらの記事も、自身のアメーバブログからの転載(改修)です。

さて…今日のトランスサタニアン話は

いよいよ本丸のリリス(モイラ)であります。

通常の占星術の概念とはかけ離れた

モーネルの独断によるお話ですので

お気楽にお付き合いくださいませ🍵

通常の占星術ですと、リリスφとは

月の遠隔点…「軌道」という理解になっていますが

モーネルの感覚的な分け方では

リリスとは、さらにポイントが小さいもの…

月の裏側のど真ん中です。

これまでに書きましたように

輝く月の部分(地球側)=生の花園

影の月部分(宇宙側)=幽玄の花園

という前提でお話を進めますが、今回はさらに

地球側の月の表面の真ん中に

台座を持つのがクロートー(♅)

宇宙側の月の裏側の真ん中に

台座を持つのがアトロポス(♇)

…というところまで絞った前提でお話をします。

月の表面の真ん中から地球に向かって

生命の矢を乱射するのがモイラ。

クロートーにも手伝いをさせています。

月の裏側の真ん中から地球に向かって

運命の矢を乱射するのがリリス。

アトロポスにも手伝いをさせています。

月の中心を通ってやってくるものなので

運命の矢=生命の矢

だと思っていただくと、わかりやすい気がします。

オポジションとかオーバーロードのイメージ。

本当は記事にしたくなかったんですけど(企業秘密でした…)

昨夜たまたま、新月・満月関連のおまじないに

夢中になっている方の「不思議体験した!」

なブログ記事にあたりまして。

イヤイヤ…それ、リリスφに手首掴まれてるから…((+_+))💦

…としか思えない内容でした…。

リリスφはまぁ簡単に言うと、貞子のキメ顔みたいな

イメージで捉えて戴いて結構です(こちらが勝つ前は)

個人の状態が弱い、不安定、無防備、知識がない方ほど

ガンガン入り込まれてしまいます。

数年に一度くらいキーッツイ出方をするものですし

もともとの作用がすでにエグい💀です。

リリスφの作用がわかりやすい動画をご紹介します。

歌声のキーがちょっと高いので

好き嫌いはありそうですが、よろしければ

Unprivileged Access『凋叶棕』

でYouTube検索してみてくださいまし。

運命の矢の「絶対」の側面を持った、タチ悪い

最強のマレフィック(いわゆる凶星)みたいなものです。

出生図でリリスを強く持っている方は

呪縛からの卒業まで、長期にわたり

心身ともに何度も何度も…危ない目に遭います。

ただでさえ、自身の弱さや負の感情につけこんで

「どうせ自分なんかダメな…」

みたいな感覚でかく乱させたり、幻想・幻覚・幻聴で

そそのかしてくるのに、さらに追い打ちかけて

凶事(代償の作用)を現実でもバンバン起こすので

自分の闇の世界には出口さえもないという

幻想を信じさせられてしまいやすいのです。

「どうせ無駄だ、幸せになんかなれっこない…」と。

たとえば、モーネルはMCのすぐ右にリリスφがあり

ホロスコープの中で最強の星がリリスφなのですが

車に撥ねられること数回、生別れ…

書き出すとキリがありませんので、危険度💀だけ

把握していただければ…。

(星周りで緩和される場合もあります)

幸い、例のキラキラさんのおかげで

事故系は全て無傷でしたが…💦

(詳細→天使様系占いと子供の素直さの記事)

個人や民族などの、究極の強さを引き出すための

避けて通れぬ道でもあるのですが

(運命とも幻想とも言えます)

わざわざ関わりに行くような

ありがてぇものでも何でもありませんから‼

古い占星術や主教・俗信では

満月や新月は危ないものとされていました。

わかりやすい例だと、狼男や丑の刻参り。

クロートーの作用が弱まる新月に

リリスの陰の作用が出やすくなるのは当前で

不思議体験でもなんでもありません。

ただのアヤシイ幻想に触れただけです。

疲れてたり、弱ってたり、やましかったり、淋しかったり

無意識で憎んでいる人、許せない相手がいると

そこから入り込まれやすい気がします。

星周りによると思いますが。

個人のレベルがカンストして「聖」を体感し

強さも安定して、一本化(自己統一)できて

「生」に対する幻想が一切なくなった時に

はじめて正面突破できる、人生のラスボスです。

で、突破しても、貞子の爪痕(つめあと)は残ります。

でも、勝てた人(開眼した人)にとっては

すでに茨の十字架ではなくなっているはずです。

当たり前ですが、勝っても

ホロスコープからリリスがなくなりはしません。

でも、意味は変わっているはずです。

普通の人が、ほどほどに勝つとこんな感じになるね…

っていう動画をご紹介いたします。

「色は匂へど散りぬるを」

でYouTube検索してみてくださいまし。

(モーネルもこんな感じだと思いますw)

普通以上のデカイ(重い)矢に当たってなお

最高到達点に達した人(生き切る覚悟ができた人)には

天王星と冥王星の作用で、天地逆転が起きます。

地表からでは気づかなくとも

最高の高みから見たとき、見える景色の獲得。

人生やナニカの全体図が理解できるようにも…。

タロットの「世界」のカードに近い感じです。

だから「世界」のカードは別名「マギの王冠」

呼ばれているのでしょうね。

それこそが、リリスφの陽の作用です。

リリスがモイラに転身する感じ。

もともと同じ神様の別の顔なだけなので。

ちょっとした開眼なんてものとは桁違いで

方向性も違う、ナマナマしい形で「生命の矢」を

自分の中に見出すことになります。

というか、自分が生命の矢になる。なりきる‼

愛や生き甲斐という言葉よりも神聖な状態です。

最高到達点に達した人(役割を果たした人)にとっては

生も死も同一線上のものだと

悟られていることと思います。生死の境界線の消失。

生命についてなにかしら悟るから。

表面上は普通の人としてふるまっていても

精神の一部は常に補陀落浄土の別世界にいます。

そこから「個人の限界」を超えることが可能になる

場合も、努力次第ではありそうな気がします。

そこまで行くと、もう生き神様の世界(3大宗教の)

みたいな感じだろうなぁと想像しますが

現代では見かけませんね~。

私が知らないだけかも知れませんが。

人間が弱くなってる証拠なのか

または、それもラキシス(♆)の設計図通りなのか…。

ともかく、リリスφとの対面→突破→和解は

個人の最高到達点でのみ成立します。

瞑想したくらいで手に入るようなものじゃないです。

もっとナマナマしい、現実的なすさまじい努力

忍耐、葛藤、絶望と希望、スーパーど根性…

茨の十字架を背負って裸で進むような強さが必要です。

個人の状態が良ければ、が助けてくれます。

キラキラさんもそんな感じだったのかも知れませんね~

その時の私は無垢な幼児でしたし…

保護対象になりやすかったのかも知れません。

というわけで、「マギの王冠」は裸なんでしょうね。

ペルソナや仮の自我、世俗の衣装という服を

着たままの人には到底届かない世界です。

なので、それを破壊しにくるんですよね…💦

ただでさえ強烈なのに、さらにやりすぎる

こともあるのが問題なのですが…。

リリスとの和解などについては

天王星が牡牛座入りする意味の記事で

ご紹介した動画内の日本語字幕を

読んでみるとわかりやすいです。

リリスφとの和解は、本当にこんな感じなので。

なのでね、満月も新月も関係なく

月におまじないすること自体が無意味なんですよね。

モイラは誕生(受精)の際、すでに作用してますから

リリスに目をつけられる可能性を増やすだけです。

占星術を有意義に利用するのであれば

ドルイド教の儀式の真似事をするよりも

「生命の矢」のパーツと組み立て説明書(プラモデル)

みたいな感じで見るのがいいのかなぁと思います🍵

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