追記:「⑮悪魔」の意味について
前の記事で「⑮悪魔」を扱いましたが一つだけどうしても追記したいことがあります。 別々に書いたのは文長の問題ではなくて本当に別記するべき事項だからです。 よくタロットの入門書なんかには「悪魔」の意味の中に「同性愛」とかを含めて解説されたものがありますがモーネル的には絶対それはないと
大アルカナの意味 ⑮悪魔
これもずいぶんハッキリした形でキリスト教風に改変されたカードだなぁと思います。 モーネル的には、悪魔が椅子に座っていること自体なんか違和感があります。悪魔(ケダモノという意味も持つ)って椅子に座るかな?な~んかヘンじゃない?って。 そう仮定してカードを眺めていると「奴隷売買」のカ
大アルカナの意味 ⑭節制
「⑭節制」これもキリスト教的な図柄に変更されたもったいないカードだなぁと思います。 天使のような羽を持ったものがあったり手に聖杯を持っていたり名前も「節制」なんて、いかにもカソリック的な内容を含ませたり…ずいぶん「いじくられた」なぁと思います。より深く知りたい方は「①魔術師」から
大アルカナの意味 ⑬死神
死神の足元には、人間の手足や頭がバラバラになってて不気味な図柄のカードになっているのですがモーネル的には単なる「農夫の収穫」というのが本来の図柄だったんじゃないかなぁと思う節もあります。いかにも農村風のコートと鎌ですし、田畑にいるし。より深く知りたい方は「①魔術師」から最後まで通
大アルカナの意味 ⑫吊るし人
「⑪正義」で理不尽な要求への対応や倒してはいけない関係性を学んだ人はいつの間にか「守るための戦い」覚え(決断)ました。 そして「⑫吊るし人」は傭→兵役を選択しました。身内や天分(夢・自己の可能性)を守るため…。 戦死こそしなかったけれど、捕虜にされてしまい辛い状況で1日1日、命を
大アルカナの意味 ⑪正義
これもまた、ずいぶんとローマ的な図柄と意味のカードだなぁとモーネルが思う一枚です。 2本の柱の前に女性が道具を持って鎮座する姿が「②女教皇」とかなり似たカード。表面上は…ですが。 「②女教皇」の、柱の向こう側が丸見えのカードを「空港の搭乗手続き」とすれば「⑪正義」の、柱の向こうが